200Lドラムカンについて
ドラムカンの原形は20世紀の初頭にアメリカで開発され、容量55ガロン=約204Lが一般的なサイズとなりました。
細部にはさまざまなバリエーションがありますが、基本的な寸法は同じです。
円筒形の胴体には2本のビードが施され、運搬時の接地部分と強度の確保を兼ねています。また、容器の上部には燃料を入れる蓋と空気抜きのプラグが設置されています。
第二次大戦中の米軍のドラムカンには需品部の取り扱い品であることを示すQMCの文字をはじめメーカーの管理番号などの刻印が施されていました。
以来、今日に至るまで基本形状はそのままに世界各地で広く使用され、兵站には欠かすことのできないものとなっています。
製品内容
20世紀の初頭に登場して以来、最も一般的なドラムカンのセットです。
各セット12本入り。
情景のアクセサリー、車輛への搭載など、幅広くお使い戴けます。
これまでドラムカンのプラスチックモデルは胴体左右と上下の蓋に部品が分割されている場合が殆どでしたが、
今回胴体と上部の蓋をスライド金型を用いて一体化することで、胴体と底板の僅か2パーツで完成する構成としました。
これにより煩雑な合わせ目消しの手間を省き、実物に近いフチの薄さなどこれまでにないリアルで繊細なディテール表現が可能となりました。
第二次大戦中のアメリカ軍用(35-006)、プレス文字のない汎用(35-007)、35-007にマーキングのデカールを追加して自衛隊用(35-008)を用意しました。
NEW !
プレス文字のない汎用(35-007)は民間での使用時など明るい塗装が容易にできるように成型色を白とした200Lドラムカンセット(汎用)[白](35-007W)も用意しました。
2023年5月より一般販売開始
《自衛隊200Lドラムカンセットについて》
自衛隊のドラムカンは各方面隊ごとにある燃料補給処から供給され、上面には内容物についての情報が記入されています。
自衛隊ドラムカンセットには戦車やトラックなどの燃料となる軽油のマーキングをデカールで用意しました。
軽油の1号から4号までの種類、防衛庁時代から現在の防衛省、各方面隊ごとの補給処、火気厳禁の文字色などを自由に組み合わせて選ぶことができます。
シルク印刷のデカール2枚入り。
口紙は白い方が正面、説明図は薄い緑色で、店頭での識別に配慮致しました。
店頭用チラシ PDFデータ
店頭での掲示等にご利用ください。