製品内容
M4シャーマンHVSS用の1/35連結可動式キャタピラを開発中です。
有限会社アスカモデル様・スタジオYU-WA様のご協力により、
アスカモデル製パーツに新規開発の部品を組み合わせることで、連結可動式キャタピラとして発売致します。
イージーエイトはもちろん、イスラエルのM50/M51など、HVSS(水平懸架式サスペンション)を装備する戦後のシャーマン系車輛に幅広く使用可能です。
実車では3種類あるダブルピン型HVSS用キャタピラのうち、第二次大戦中からある履板表側が鋼製のT80(35-009)とゴム製のT84(35-010)を発売。
また、アスカモデルの従来商品を既にお持ちのお客様向けにベルト式から連結可動式へ改造するための新規部品のみをセットした改造キット(35-011)も用意しました。
エンドコネクターの側面はスライド金型を使用してリンク部の凹みも正確に再現します。
試作品はOD色ですが、量産品は黒の成形色となります。アスカモデル製部品はガンメタルの成形色です。
スプロケットホイルは付属しません。車輛本体は別にお買い求めください。
35-011ご購入のお客様はアスカモデル製の対応商品またはHVSSダブルピン型キャタピラ部品(35023-N、35024-N)をご用意ください。
車体が大型化されているM40自走加農砲はイージーエイトなどよりも履帯数が8コマ長くなっていますが、予備パーツが多めに入っているため、1セット分で部品の追加なしにそのまま使用できます。
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35-011 対応商品
35-011は以下のアスカモデル製品をお持ちのお客様向けの商品です。
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実車解説
M4シャーマンは後期になると重量増加に対応するため、履帯の幅を拡大し、サスペンションをVVSS(垂直懸架サスペンション)からHVSS(水平懸架サスペンション)に変更したタイプが登場しました。
最初のHVSS用履帯はシングルピン・シングルブロックのT66と呼ばれる形式で、第二次大戦中のHVSS装備のシャーマンの殆どがこのタイプでした。
T66は耐久性に問題があることが判明したため、第二次大戦の末期にダブルピン・ダブルブロックのT80が登場しました。
T80の表側は溶接構造の鋼製でしたが、裏面にはゴムが貼られていました。戦後になって路上走行に適した履板の表側がゴム製のT84が登場しました。
鋼製のT80にはバリエーションモデルとして1950年頃に鋳造製のT80E5が登場しますが、T80も並行して使用されました。
自衛隊のイージーエイトではT80、T80E5、T84すべての使用例が確認できます。
以下の写真では防大の展示車がT80装備、富士学校展示車がT84装備です。
土浦武器学校、玖珠駐屯地の展示車がT80E5を装備しています。土浦武器学校、玖珠駐屯地の展示車の写真はお客様よりご提供いただきました。
防衛大学展示車
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富士学校展示車
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土浦武器学校展示車
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玖珠駐屯地展示車
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店頭用チラシ PDFデータ
店頭での掲示等にご利用ください。
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